健康にいいとわかっていても、ご飯やパンや甘いものの魅力に抗うには、かなりの意思が必要です。わかってはいるけど、やめられないのがこの糖質なんですよね。
私の場合は、やめなければ命の危機に瀕していましたので、徹底して取り組めたことは、今にしてみれば良かったと思えています。
糖尿病、糖質制限、分子栄養学から始まり、あらゆる本を読み、自分の身体で試しながら、より良い食事の在り方を探求してきました。幸い血糖値を常時測れるリブレは、私の場合は保険がきくので、最大限活用し、食生活を改善してきました。自分だけではなく、お客様の食生活の改善もサポートしてきました。その経験から皆様に低糖質ライフの始め方のコツをお伝えしていこうと思います。
今回は、入門初級編です。
何よりも一番最初に来るのがお料理に、砂糖(白砂糖はもちろん、甜菜糖、三温糖、黒砂糖、蜂蜜、メープルシロップ、アガペーシロップなど)の使用をやめること。どうしても甘味を使いたいときは、ラカントsかラカントシロップを利用しましょう。
その他の甘味の代替えになるのは、甘麹や甘酒、りんご酢や黒酢などを少々つかいます。自然な甘味や照りをプラスしてくれます。
次に調味料を整えます。
<塩>
まず塩は、重要です。塩だけで味が決まる料理は低糖質料理の定番です。栄養素、味わいの深い海の塩、或いは岩塩を必ず使ってください。私は沖縄のヌチマースや日本の各所の海の塩、フランスの海の塩ゲラント、クリスタル岩塩など、様々な塩を楽しんでいます。マグネシウム含有率の高いヌチマースは、塩味もマイルドでマグネシウム補充にもなりあると大変便利です。お肉類には岩塩、野菜や魚は海の塩など、それぞれの味わいを楽しんでみてください。純粋な塩ではありませんが塩麹は、お肉やお魚を漬け込むと、程よい塩分と甘味が加わり、肉質も柔らかくなりますので、常備しましょう。
<酒>
料理酒を糖質0酒に変えます。
みりんを使う場合は、糖質0みりんにしてください。
おしょうゆは基本的に使いません。魚醤や、糖質0めんつゆ、白だしで、みりんや砂糖を使ってないものをチョイスしてくたさい。
<お酢>
お酢はりんご酢か、黒酢にしてください。ワインビネガーなども大丈夫です。
<味噌>
味噌は、八丁味噌が一番低糖質です。普通の味噌と合わせてみるとよいかもしれません。また、白味噌で、みりんや砂糖を使っていない豆の甘さのみの物があります。西京味噌として味噌漬けに利用してください。
毎日使う調味料を変えてしまうこと。これだけでかなり、毎日の糖質が少なくなります。
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